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空き家の危険性について
空き家を適正な管理をせず放置しておくと、老朽化が進み不動産価値の低下に繋がるだけでなく、次のような問題が起こり地域住民にも多大な迷惑をかける可能性があります。
1)防災性の問題
老朽化した建物は、倒壊や外壁落下などにより通行人へ危害を与える可能性があります。
なお、老朽化が進むと小さい地震や台風でも倒壊する恐れがあり、週辺住民にとっては危険な存在となります。
2)防犯性の問題
空き家となり人の気配がない建物は、不審者が侵入する可能性が高まり、放火、盗難、器物破壊など犯罪の温床となることがあります。このような治安の悪化は、小さい子供たちを抱える地域住民にとっても大きな問題です。
3)環境衛生上の問題
放置された空き家には猫・犬・ネズミなど動物が棲みついて悪臭を発生するなど衛生上の問題を引き起こす恐れがあります。また、ゴミの不要投棄の場所としても狙われやすい環境となります。
4)景観上の問題
建物の老朽化、ゴミの散乱、草木の放置により地域の景観を損ねる恐れがあります。
現在、徳島においても移住促進に向けた活動が活発に行われていますが、一つの放置空き家が地域のイメージを悪くしてしまうことも考えられます。
解体事業
空き家除却前 |
空き家除却後 |
空き家の除却(解体)について
空き家の老朽化が著しいなど活用が見込めない場合には、放置することなく空き家を除却(解体)することも所有者にとっては、選択肢の一つです。管理を続ける手間から解放されるだけでなく、土地売却の面でも更地の方が有利に働くケースがあります。
また、老朽化が進み「特定老朽危険空き家」に指定されると固定資産税の軽減措置も受けられなくなるため、今までのように家が建っていればよいという状況ではなくなりました。
注意点
○空き家に残された不用家財等は、「一般廃棄物」となります。
○解体建物が80㎡以上の場合は、建設リサイクル法に基づく届け出が必要となります。
■次のサイトで県に許可を受けている解体業者を紹介しています
○徳島県解体業許可業者名簿(外部サイト)
相談窓口
TEL.088-666-3124
FAX.088-666-3126
○一般相談 午前9時~午後5時まで
○専門相談(予約制) 午後1時~午後3時まで(毎月第2・第4木曜日)
徳島県徳島市川内町平石住吉209-5
(徳島健康科学総合センター3階 徳島県住宅供給公社内)
「とくしま回帰」住宅対策総合支援センターでは、空き家に関するご相談を電話・メール・センターへのご訪問などで受け付けております。
詳しくは「こちら」をご覧ください。